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2004.10.19

Iray & Iray(アイラ&アイラ)ー渋谷の隠れ家バーで

041008tipsy

※写真はクリックすると拡大表示されます。

夜の渋谷で終電まで時間があると、私が酒に関しては絶大な信頼を寄せているバーテンダーTさんが咋夏から独りでやっているバーに立ち寄る。繁華街からはちょっと外れている隠れ家。10名ほどでいっぱいだが、内装・インテリアも行き届いた瀟洒で落ち着いた店だ。
上野毛の「ミキ」に以前出張してくれたとき作ってもらったドライマティニはそれまでどこで飲んだマティニより私にはフィットした。たしか7〜8杯は飲んだのだが、飲みすすむにつれて私の反応に応じて微妙に調合を変えていっている。バーテンダーが酒を客にサーブするというのは、サービスやホスピタリティであると同時にコミュニケーション・デザインでもあるのだ、と感服した。

この夜の私の気分はアイラ(英アイラ島のシングルモルト・ウィスキー)の強いもの。
薦められた「Kingsbury's Iray & Iray」は、アバディーンのKingsbury社がカリラ(CAOL ILA)とボウモア(BOWMORE)から樽ごと仕入れ、9:1の割合で詰めたもの(1993年)。アルコール濃度は60度。
明るい黄金色。香りは私はあまり敏感でないのでなんともいえない。口に含むとやや胡椒に感じるようなドライさが素晴らしく、そして芳香が鼻に抜ける。かすかにボウモアの海草っぽさと最後にこれもかすかな甘味。

終電の時間がうらめしくなる瞬間だ。

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コメント

ふらふらとまるでお気に入りのバーを探すが如くこちらのBLOGに辿りつきました。

以前、神戸北野にあったアルチュール・ド・ランボーを思い出させてくれるカウンターの写真。バーって本当にいいですよね。

ランボーは唯一くつろげる場所でした。

阪神大震災直後朝6時ごろ、バーまで2時間かけて歩いて行き、地下一階の重い鉄の扉を開けると、全身鳥肌が立つほどの素晴らしい香り・・・・マスターとお店の中で割れてしまったsingle-maltたちの残り香に「お前たちは世界で最高だ。二度とない。生涯最高の香りだ。」・・・・まるで愛し尽くした女性の香りに何かを悟るが如くただただ割れた数百本の瓶たちに語りかけていたことを思い出しました。


あれから十数年、、、もう36歳になりました。
ランボーは場所を移し再開したそうですが、なぜかまだ足が向きません。
青春とともにあったバーの面影を僕は探し続けているのでしょう。

よいBLOGをありがとうございます。
いつかまた、立ち寄らせていただきます。


そのときはsingle-maltによろしく

by world_mind


投稿: world_mind | 2007.06.10 21:30

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