「お兄ちゃんの樹」(近藤佑子)
友人の女優、近藤佑子ちゃんのリーディングプレイ「お兄ちゃんの樹」(作・演出╱高山広)を明大前のキッド・アイラック・アート・ホールで観る。
佑子ちゃんは早稲田大学を卒業後、「メトロに乗って」「ミュージカル はだしのゲン」「ダニーと紺碧の海」などに出演。2003年から演じている「お兄ちゃんの樹」は、このホールで隔月公演されることが決まった。
すでに一度書いた(近藤佑子「お兄ちゃんの樹」)が、今回で観るのは4回目。この間、彼女にとって師であり、作・演出の高山広さんとの厳しい特訓が続いていた。
身のおきどころのない自死したいと願う絶望から、他者によって「生かされている」ことの自省へ。生きてきたことに意味はあったことの喜びへ。生ははかなく、現実の世の中の未来は暗い。けれど時代がそう「だから」ではなく「にもかかわらず生きること」への強い決意へ。
佑子ちゃんの目に大粒の涙が盛り上がり、頬を伝って流れ落ちる。
鳥たちや風の吹き込む悪意あるだろううわさ話に「お兄ちゃんの」樹と呼ばれるようになった今は動じない。
「それがどうした!」
次回は6月29日(水) 16時╱20時
キッド・アイラック・アート・ホール
Tel: 03-3322-5564
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コメント
昨夜は、お忙しい中本当にありがとうございました!先生には、これからのお兄ちゃんの樹をずっと観続け、観届けていっていただきたいですっ。まだまだまだの私ですが、お客様によって成長させていただいているのをひしひしと感じたライヴでした。
「それがどうした」で、したたかにやり続けていきたいと思っております!
投稿: みくろんぽう | 2005.04.14 15:21