蕎麦処 竹扇(鎌倉御成)
鎌倉裏駅側、今小路の「竹扇(ちくせん)」は、見た目気取ったところの少しもない、ごく普通の街のお蕎麦やさんという店構えで、メニューもそば、うどん、丼ものひとわたり揃っている。
が、侮ってはいけない。ここは創業80年を越す、三代にわたって味を守ってきた老舗だ。
毎朝打つそばはコシは強め。日高昆布、宗田鰹などで丁寧に出汁をとったつゆがいい。
たっぷりの練り白胡麻タレで食べる胡麻せいろが私は大好き。この日の写真はそばだが、細うどん、太うどんにすることもできる。
ソバ(タデ科の一年草)が栽培された起源地は、近年の研究では現中国の雲南地域であるようだ。
栽培ソバには日本のものも含め世界中広く栽培されている「普通ソバ」(別名甘ソバともいう)と「ダッタンソバ」の2種がある(同じ野生種から分化)。ダッタンソバは普通ソバに比べ苦みがあるのでニガソバとも呼ばれる。モンゴル系の遊牧民である韃靼(だったん=タタールの音訳)人が中世ヨーロッパに伝えたのでこう名付けられた。
ダッタンソバは現在は中国雲南省、四川省、チベット、モンゴルの山岳地帯で多く栽培されている。日本そばよりビタミンPの一種であるルチンという成分を多く含み、まあよくわからないが、毛細血管を強くして脳機能の衰えを防ぎ、高血圧、心臓病、動脈硬化予防などに効くそうなのだ。
で、食後に「ダッタンそば茶」(写真下)もポットで頼み、脳機能が衰えないようありがたくいただく。
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