
2000m上空からの皇居

灰色の北朝鮮・平壌(ピョンヤン)。車もほとんど写っていない。

美紀さんの友だちが暮らすフランス・サヴォアの街シャンベール
あらゆる類の地図と航空写真のマニアである私が待ちに待っていた「Google Earth」のMac版(Free Version)が今年になってダウンロードできるようになった。
一時はこれのためだけにポリシーを曲げてWindowsマシンを買おうかと真剣に考えたほど(Windowsは2000、XP対応)。
Google Earth
※OSX10.4対応のみ(無料でシステムバージョンアップできた最後の10.3には近々対応するとのこと)
※Mac版は無料のFree Versionのみで、まだ有料のPlusやProはできていない
「Google Earth」とはなにかというと、GoogleがDIGITALGLOBE社(「俯瞰写真とともにファルージャを想う」で触れた)などから入手してデータベース化している衛星からの地域の画像をネット経由でストリーミングしながら見られるアプリケーション。
サンプルで入っている場所のツアーをしてみるとこの面白さと可能性の片鱗が分かる。
グランド・キャニオンとコロラド河の雄大な風景からシカゴの河口へ、そしてマンハッタン、大西洋を飛び越えてパリのエッフェル塔へ。モスクワの赤の広場や北京の紫禁城。混乱のバグダッド、そして皇居の俯瞰等々。
衛星は全地球をカバーしているから、アフリカの砂漠であろうと、南極であろうと、シベリアのツンドラであろうと自由に見に行かれる。
最も閉鎖的な国、北朝鮮だって見られてしまう。
宇宙に浮かぶ地球から、車の一台一台がわかるサイズまで拡大縮小が自由(重要な都市とその他では鮮明に見える倍率は異なる。また有料バージョンほど解像度の高い画像が提供される)。
イームズの「Powers of Ten」を思い起こさせるズームイン・ズームアウトと移動の表現がとても楽しい。
面白いのはドラッグで後は自動的に画面が移動していくこと。高度8000mでユーラシア大陸横断とか、ヘリコプターの飛行高度でマンハッタン巡り等々。途中で進路を変えたり、気になるところでじっくり見たり。
またチルト(tilt)といって手前側から見ているように視角を変えることもできる。
お気に入りの場所はマークすれば、いつでもそこを呼び出せる。
どのくらいの頻度でデータが更新されているか、大学校舎の屋上に旗でも拡げてみて定点観測するか、などと研究室で冗談で話す。