鎌倉ワイン・アカデミー「南イタリアの赤品種」
カジュ・アートスペース(鎌倉二階堂)で出石万希子さん主宰の「鎌倉ワイン・アカデミー」。
今回のテーマは「南イタリアの個性的な赤品種」を楽しむ会。
出石さんから渡されたイタリアの地形図資料を見るとナポリのあるカンパニア州以南のイタリア南部は暖かな海浜リゾートのイメージが強いが実は90%が山間地。
この日6種類用意された南イタリアの赤ワイン。どれも高価なものではなく市販価格1600〜1800円のもの。
イタリアのワイン造りの歴史は紀元前1500年頃からと古い。
一番左のイタリアの地図でいうブーツのつま先、カラブリア州の「チロ」は、古代ギリシャ・オリンピックの勝者に捧げられたクリミサというワインと同じという。
三番目のカンパニア州のワインには古代ギリシャから古代ローマの品種がすべて残されている。
一番右、シチリア島の「ネロ・ダヴォラ」は、甘み酸味渋みともバランス良く、土あるいは樹の皮の香りのようななにか原初的な懐かしい記憶を思い起こさせ、私には一番気に入った。オリーブオイルといい最近なぜかシチリアづいている。
出石さんの労作『イタリア・ワイン・ブック』(新潮社)。ビジュアルな要素が無いのが残念だが実に詳しく丁寧に調べていて素晴らしいガイドブック。
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